在宅ワークが怪しいと言われる原因を身をもって知った話
どうも。
yumeです。
ネットで【在宅ワーク】と検索すると、サジェストで【在宅ワーク 怪しい】と出てきます。コロナ禍で在宅ワークを導入している企業も多くありますが、なぜそこまで怪しいと感じる方がいるのでしょうか。
ということで今回は【在宅ワークが怪しいと言われる原因を身をもって知った話】というテーマでお話していきたいと思います。
オレコンに入る前の話
僕が今働いてるオレコンに入る前、1年ほどフリーランスで活動していた時期がありました。Webライターをやっていたのですが、業務委託契約をしている会社から仕事をもらったり、クラウドワークスやランサーズなどの外注募集のサイトから仕事を探したりしていました。
そんなある日、いつものようにクラウドワークスで仕事を探していると、【完全在宅!未経験OK!1日たった30分で月収30万円】みたいなタイトルで募集している仕事がありました。※数年前の話なので、タイトルに関してはうろ覚えではありますが、こんな感じだったと思います
「こんなの明らかにダメなやつだろ」と思いつつ、ちょっとした興味本位と月収30万円というのが妙にリアルだったので、そのページをのぞいてみることにしました。
そのページには、
・完全在宅の仕事
・未経験から誰でも可能
・月収30万円~
・1日の作業時間は30分~1時間
などなど、都合のいいことばかりが並んでいました。もしこれが本当だとしたら、こんなに美味しい話は中々ないと思いますし、そうでなくても、まぁこんなもんだよな、で済むと思ったので、エントリーしてみました。
クラウドワークスやランサーズといったサイトでは、通常の採用と同じように書類選考やちょっとした試験などがあります。また、報酬が高く条件の良いものはその分倍率が高かったり、一部の優秀の方たちが独占しているような形になっています。
もっと言うと、今回のように条件も報酬もバッチリなところは、難しい試験があったり倍率が高かったりして、ほぼほぼ通りません。しかし、すんなり合格通知&仕事の説明についての案内がきました。
仕事の説明というか、「説明会をするから、この中から都合のいい日程を選んでね」という内容でした。5つほど日程があったので、直近の日程を選んで返信しました。
で、説明会当日。説明会はLINEグループの通話で行われました。結論からいうと、マルチ(MLM)でした。アムウェイと同じと言えばわかりやすいでしょうか。
よく【ネズミ講】と間違う人が多いですが、ネズミ講とマルチは全くの別物です。一言で言うと、ネズミ講とは商品がなく、上だけ儲かる違法のマネーゲーム、一方のマルチは商品があり、上がより儲かる合法のビジネスモデル、といった感じでしょうか。
話を戻します。説明会に参加者は僕を合わせて20名ほど。説明をしていたのは中年の女性のようでした。内容を箇条書きにすると、
・素晴らしい商品があります
⇒確か美容製品だったと思います
・その商品を作っている会社はこんなに有名で素晴らしいです
・1日たった30分~1時間の作業で済みます
⇒30分~1時間で友人や知人に商品を紹介するだけ
・月収30万円は簡単に到達できます
⇒あなたの友人や知人が紹介すれば、あなたも儲かります
こんな感じでした。上記のようにマルチの説明会はだいたいが上記のような流れで、商品や会社がいかに素晴らしいかを説明し、どれだけ簡単に報酬が得られるかを説いていくのです。
一応、最後まで話は聞いていましたが、マルチはやるつもりはなかった(今でもない)ので、「今回はごめんなさい」と丁重にお断りしました。
勘違いしないでいただきたいのですが、僕は別にマルチを否定するつもりは一切ございません。よく考えられた仕組みだと思いますし、実際に稼いでいる方も多くいらっしゃると思います。
ただ、そのやり方に問題があるだけで。
今回のようなうたい文句でクラウドワークスに掲載して、それを見た人に期待を持たせ、フタを開けてみると「残念、マルチでした~^^」なんてやり方では、より印象が悪くなってしまいますよね。いくら向こうに悪気がなくとも、受け取る側には悪い印象になってしまうと思います。
また、今はどうかわかりませんが、僕がクラウドワークスを利用していた時期には、このようなことが多発し、サイト側から警告が出ていたくらいです。
こういうことがあるから、「在宅ワークって怪しい」と思われるだろうなと、身をもって知ったのでした。
今回のまとめ
今回は【在宅ワークが怪しいと言われる原因を身をもって知った話】についてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか。
マルチ自体が悪いのではなく、その宣伝の仕方が悪いおかげで在宅ワークにも悪い影響が出てしまっているという印象です。
何とももったいないというか、残念な話です。今回のお話で、あなたの中にある在宅ワークの印象が少しでも変わりますと幸いです。
それでは、また別の記事お会いしましょう。
ありがとうございました!